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高浜原発の総点検求める・・3団体、県と規制委に申し入れ & 高浜4号機 冷温停止

県に要請する(右から)佐藤正雄・県連絡会代表委員、奥出春行・同代表委員、中嶌哲演・県民会議代表委員、山本雅彦・嶺南センター幹事、宮下正一・県民会議事務局長、林広員・県連絡会事務局長=3月2日、福井県庁
県に要請する(右から)佐藤正雄・県連絡会代表委員、奥出春行・同代表委員、中嶌哲演・県民会議代表委員、山本雅彦・嶺南センター幹事、宮下正一・県民会議事務局長、林広員・県連絡会事務局長=3月2日、福井県庁

 福井県の原子力発電に反対する県民会議、原発問題住民運動県連絡会、原発住民運動福井・嶺南センターは3月2日、トラブル続きの関西電力高浜原発4号機(福井県高浜町)の総点検を求めて、原子力規制委員会と県に要請を行いました。

 中嶌哲演・県民会議代表委員らが、県庁では野路博之・原子力安全対策課長と、敦賀市の敦賀原子力規制事務所では小山田巧・地域原子力規制総括調整官(福井担当)と面会しました。日本共産党からは佐藤正雄県議が県庁で、北原武道若狭町議、河本猛美浜町議が規制事務所で同席しました。

 高浜4号機は、原子炉補助建屋内で放射性物質を含む1次冷却水漏れがありましたが、2月26日に再稼働を強行しました。さらに同29日には、発送電開始の作業中にタービンと原子炉が緊急停止しています。

 中嶌氏らは抗議の意思を表し、30年経過の老朽炉で起きた緊急停止で「原子炉の構造物がダメージを受けていないか」と案じました。

 また、「発電機本体の故障なら、火災の大事故につながりかねない」と指摘。徹底調査や、第三者の専門家らによる調査・公表と県民理解、3号機の停止などを求めました。小山田総括調整官は「かなり審査は自信もって厳しくやってきた」との認識を示し、緊急停止の影響については「それなりのリスクはある。ご指摘の通り」とのべました。

 野路課長は「県としても遺憾だ」「規制委員会には、法令に基づく原因究明や対策をしっかり判断して対応してもらう必要がある」と述べるにとどまりました。

(「しんぶん赤旗」2016年3月3日より転載)


高浜4号機・・冷温停止に

 発送電開始の作業中、原子炉が緊急停止した関西電力高浜原発4号機(福井県高浜町)は2日午前、冷却水が低温に保たれ原子炉が安定的な状態となる冷温停止に移行しました。

 関電によると、3月1日夜から原子炉の温度や圧力を下げ始め、2日午前8時45分に1次冷却水の温度が93度以下の冷温停止になりました。

 4号機は2月26日に再稼働しましたが、29日に送電線側から発電機側に設定値を超える電流が流れたため、原子炉が緊急停止。関電は過電流の原因を調べています。

(「しんぶん赤旗」2016年3月3日より転載)