再稼働したばかりの高浜原発が緊急停止し、原発の危険性が改めて浮き彫りになるなか、首都圏反原発連合(反原連)は3月4日夜、毎週金曜日の首相官邸前抗議行動を行いました。民意に逆らって再稼働に突き進む安倍晋三政権に、1000人(主催者発表)の参加者は「高浜原発いますぐ止めろ」「安倍はやめろ」と声をあげました。
京都市から月1回参加しているという女性(58)は「高浜ではトラブルが続いた。福島の事故で、原発と人類は共存できないことははっきりしました。“再稼働するな”が国民の声です。今すぐ原発をやめるべきです」と力を込めました。
川崎市から参加した男性(71)は「再稼働は絶対反対です。どんな“安全基準”をつくっても原発が危険なものだということは福島の事故を見ればわかる。野党の共闘が進んでいてとてもうれしい。その力で再稼働の流れを止めてほしい」といいます。
横浜市の女性(62)は「あきらめたくない気持ちで来ました。地震がこれだけ起こる国で再稼働はあり得ない。国民の声を聞かない安倍首相は退陣してもらいたい」と話しました。
日本共産党の斉藤和子衆院議員が参加しました。
(「しんぶん赤旗」2016年3月5日より転載)