今村雅弘復興相は4月25日、東京都内のホテルで開かれた自民党二階派のパーティーで講演し、東日本大震災について「(社会資本の毀損(きそん)も)25兆円という数字もある。これは、まだ東北で、あっちのほうだったからよかった。
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大飯原発差し止め控訴審・・「地震想定に欠陥」/前規制委委員長代理が証言
関西電力大飯原発3、4号機(福井県おおい町)の運転差し止めを求めた訴訟の控訴審の口頭弁論が名古屋高裁金沢支部で4月24日開かれました。前原子力規制委員会委員長代理の島崎邦彦東京大学名誉教授が証人として立ち、大飯原発で想
福島3号機 宇宙線で“透視”・・デブリ把握ヘ & 廃炉研究の拠点が完成・・福島・富岡町
福島3号機 宇宙線で“透視”・・デブリ把握ヘ 東京電力福島第1原発3号機で溶け落ちた核燃料(デブリ)の位置の把握に向けて、東電は4月24日、高エネルギー宇宙線を使った透視技術による内部調査を5月に実施すると発表しました
反原連官邸前抗議・・「避難者守らぬ大臣やめろ」
首都圏反原発連合(反原連)は4月21日、首相官邸前抗議を行いました。原発事故被害者を切り捨てる一方で、原発事故処理や賠償の費用を国民に押し付け、原発再稼働・輸出を進める安倍政権。参加者は「避難者守らぬ大臣やめろ」「原発
九電本店抗議 開始6年・・市民ら大行動「たたかい続ける」/福岡
2011年の福島原発事故を受けて福岡市の九州電力本店前で座り込みを続ける「原発とめよう!九電本店前ひろば」が4月20日、開始から6年を迎え、活動参加者や連帯する団体などが記念の大行動に取り組みました。 ひろば主宰の青
「活断層の可能性」・・専門家ら火山灰分析/柏崎刈羽原発敷地
東京電力柏崎刈羽原発(新潟県柏崎市、刈羽村)の敷地内の断層評価をめぐり、同県内の地質学者らでつくる「柏崎刈羽原発活断層問題研究会」(大野隆一郎代表)が発表した調査結果が、「活断層ではない」とする東電の評価やそれを了承し
日印原子力協定・・核拡散加速の原発輸出は危険
安倍晋三首相が昨年(2016年)11月にインドのモディ首相と合意した「日印原子力協定」をめぐる国会審議が始まっています。「成長戦略」だと称して各国に原発を輸出しようという安倍政権の政策が背景ですが、インドは核不拡散条約
原発被害者支援せよ・・吉良氏 復興相の暴言追及/参院決算委
日本共産党の吉良よし子議員は4月17日の参院決算委員会で、東京電力福島第1原発事故による「自主避難者」が帰還できないのは「本人の責任」だと切り捨てた今村雅弘復興相の暴言についてただしました。 吉良氏は、今村氏が謝罪後
東電福島第1原発 この1週間・・残水の移送計画を東電が公表
■4月14日 1〜4号機の建屋周囲の井戸などからくみ上げた汚染地下水を処理して海に放出する「サブドレン計画」で、2系列化のために新設した浄化設備の運用を開始しました。豪雨時には、処理前の地下水をためるタンク容量が不足して
東電に責任求めよ・・除染の国負担/高橋氏ただす
日本共産党の高橋千鶴子議員は4月11日の衆院震災復興特別委員会で、東京電力福島第1原発事故の帰還困難区域に「復興再生拠点」を設けることに関し、除染費を国費負担とする問題を追及しました。 高橋氏は、帰還困難区域が、将来
東芝経営危機・・根本を正さねば信頼されない
国内有数の老舗大企業である東芝が、昨年4~12月期の決算を2回にわたって延期したあげく、監査法人のお墨付きがないまま発表するという異例の事態になっています。このままでは上場廃止もありうる状況です。東芝はもうけ第一主義で
原発自主避難者・・国の支援の継続を/紙議員が主張
日本共産党の紙智子議員は4月14日の参院東日本大震災復興特別委員会で、福島第1原発事故による自主避難者への住宅提供は本来、原発事故の加害者である国と東京電力が責任をもって行うべきだとして、切れ目ない支援の継続を求めまし
排気筒に新たな破断・・福島第1原発 倒壊の危険懸念
東京電力は4月6日、臨時点検で福島第1原発の1、2号機原子炉建屋そばにある主排気筒(高さ120メートル)に、新たな破断箇所が見つかったと発表しました。この排気筒では2013年に破断や変形が計8カ所見つかったほか、鋼材の
玄海再稼働“拙速同意しないで”・・超党派21議員 佐賀県知事に要請
九州電力玄海原発(佐賀県玄海町)の再稼働について、佐賀、福岡、長崎各県の超党派の県議、市議、町議21人が4月6日、佐賀県庁を訪れ、山口祥義佐賀県知事が拙速に判断・同意しないよう求める要請書を渡しました。要請書には計59
2.8万人がネット署名・・避難者ら今村復興相辞任求め抗議 & 今村復興相の暴言に怒り・・“謝って終わり”でない/原告団が申し入れ
2.8万人がネット署名・・避難者ら今村復興相辞任求め抗議 東京電力福島第1原発事故の自主避難者について「本人の責任」などと発言した今村雅弘復興相の辞任を求め、原発事故の被害者などの4団体が共同で4月6日、復興庁に要請文
玄海原発3キロ圏内の「住民検診」結果・・町民に隠し、九電に提供/目的は「放射能の影響調査」
佐賀県玄海町の九州電力玄海原発から3キロ圏内で行われた「北部地区住民検診」の結果データを同町が隠蔽(いんぺい)していることが、玄海町議会や県議会での日本共産党の追及で明らかになりました。 (佐賀県・古賀誠) 佐賀・玄海
原発稼働・司法判断・・国任せでは責任が果たせない
大阪高裁と広島地裁が相次いで原発の運転についての判断を示し、それぞれ関西電力高浜原発3、4号機の再稼働と四国電力伊方原発3号機の運転継続を認めました。見過ごせないのは二つの決定がいずれも、国が認めているのだからと、国の
汚染者負担原則を壊す・・福島復興特措法改定案 高橋氏が批判/衆院本会議
東京電力福島第1原発事故による帰還困難区域のなかに「特定復興再生拠点区域」を定め、5年後をめどに帰還できるようにする福島復興再生特別措置法改定案が4月4日、衆院本会議で審議入りしました。日本共産党の高橋千鶴子議員が質問
原発避難、4町村解除・・“幕引き”図る政府に批判
政府は東京電力福島第1原発事故に伴う避難指示を、3月31日に福島県浪江町、飯舘村、川俣町山木屋地区で、4月1日に富岡町で解除しました。対象は帰還困難区域を除く、居住制限区域、避難指示解除準備区域で、4町村で約3万2千人
荒れたふるさと 「責任誰がとる」・・避難解除の浪江町・飯舘村
東京電力福島第1原発事故による政府の避難指示が解除された3月31日、福島県浪江町と飯舘村で被害者の思いを聞きました。 (柴田善太、福島県・野崎勇雄) 「とても帰れる状況ない」 浪江町内で見かけたのは除染や家屋解体の工