眼下に広がる穏やかな瀬戸内の海。緑あふれる山々。そんな自然に抱かれた町が揺れています。扱いに困った「ゴミ」を押しつけられようとして▼山口県の最南端にある人口2千人ほどの上関(かみのせき)町。これまで中国電力による原発建
原発
公正な審理求め請願・・最高裁に いわき市民訴訟原告ら
東京電力福島第1原発事故で国の責任を求めて最高裁に上告している、いわき市民訴訟原告団・弁護団は17日午前、公平・公正な審理を求めて最高裁に請願書を提出しました。午後には、国の責任を認めさせる上告審のたたかいについての報
汚染水放出 代替案の検討不十分・・国・東電と交渉 環境団体が批判
国際環境NGO「FoEジャパン」は17日、東京電力福島第1原発事故で出た処理汚染水(アルプス処理水)の海洋放出方針をめぐって、経済産業省、原子力規制庁、東電と交渉しました。市民団体から提案された処理汚染水をモルタルで固
首相、放出時期明言避ける・・福島第1原発汚染水巡り
岸田文雄首相は17日、東京電力福島第1原発の処理水の海洋放出に関し、「今現在、具体的な時期、プロセスなどについて決まっているものではない」と明言を避けました。政府は8月下旬にも海洋放出する方向で調整しています。 首相
「アルプス処理水」海洋放出 地元の声 反映を・・福島円卓会議 議論進む
東京電力福島第1原発事故の「アルプス(ALPS)処理水」海洋放出計画。政府は「夏ごろ」までに実施すると一方的に決めて、国内外で意見が対立・分裂した状況のまま、スケジュール先行で進めてきました。これに対し、地元の研究者ら
原発被災経験 胸痛む・・福島の高校生 ドイツで伝える
【ベルリン=吉本博美】福島県出身の高校生たちがドイツを訪ね、東日本大震災の被災経験を伝えています。今月初旬から約2週間滞在し、現地の人々と交流しながら再生可能エネルギーについても学び歩きます。 被災地の青年支援に取り
原発事故忘れない・・札幌 「イレブンアクション」
原発問題全道連絡会と国民運動北海道実行委員会は10日、「福島第1原発事故を忘れない」と定例の「イレブンアクション」宣伝を札幌駅前で繰り広げました。 「STOP泊 とめよう・なくそう原発」「NO―放射性廃棄物―核のゴミ
白書が描く経済 GX・・原子力活用・火発延命ねらう
GXはグリーントランスフォーメーションの略とされます。その意味について政府が2月に閣議決定した「GX実現に向けた基本方針」は「産業革命以来の化石エネルギー中心の産業構造・社会構造をクリーンエネルギー中心へ転換する」こと
汚染水放出ノー 緊急署名推進中・・復興共同センター
岸田政権が東京電力福島第1原発から出る放射能汚染水(ALPS処理水)の海洋放出を「夏にも開始する」方針に固執し、8月末にも開始すると一部報道されるなど重大な局面を迎えているなか、ふくしま復興共同センターは原発をなくす全
主張 原発再稼働コスト・・国民への負担押し付けやめよ
岸田文雄政権が原発再稼働を進めるために、巨額の設備改修費用を電力を使う消費者全体に負担させようとしています。 原発の設備改修費用の回収をあらかじめ保証することで、再稼働を加速させる狙いです。しかも、そのコストは、新電
離島住民の署名 不受理・・川内原発県民投票 台風で届かず 市民団体が会見
九州電力川内(せんだい)原発の20年運転延長について、県民投票の実現をめざし、条例制定を求める直接請求署名を集めた市民団体は10日、県庁で記者会見し、230人分が不受理になったと報告しました。長引く台風6号の影響で、航
汚染水ノー 街頭宣伝・・ふくしま復興共同センター
東京電力福島第1原発事故による汚染水(ALPS処理水)の海洋放出をめぐり重大な局面を迎えているとして、ふくしま復興共同センターは10日、福島市で海洋放出を強行しないよう求める街頭宣伝を行いました。 横断幕やプラスター
国・東電は約束守れ・・福島2団体 汚染水放出中止求め交渉
国と東京電力は漁業者との約束を守り、福島第1原発事故で出る汚染水(ALPS処理水)の海洋放出中止をと、福島県農民連とふくしま復興共同センターは9日、福島市内で要請集会を開きました。 2団体は、▽国・東電と福島県漁連と
川内原発 運転延長問う・・鹿児島 県民投票求め署名提出 5万人分超
九州電力川内原発の20年運転延長について、賛否を問う県民投票実施をめざし、鹿児島県に条例制定を求める署名を6月から7月にかけて集めた市民団体は7日、鹿児島市役所で記者会見し、条例制定請求に必要な法定署名数(県内有権者の
老朽原発運転停止を・・オール福井反原連 県に申し入れ
福井県のオール福井反原発連絡会は3日、関西電力の老朽原発の運転停止を県に申し入れました。原子力発電に反対する県民会議の中嶌哲演代表委員、日本共産党の、かねもと幸枝衆院1区候補、佐藤正雄県副委員長、山本貴美子敦賀市議らが
維新、悪法推進“実績”と誇る・・改憲主導・原発回帰・LGBT法…
国会活動報告公表 日本維新の会は1日、先の通常国会での「活動実績」を公表しました。改憲議論の推進や原発回帰などを“実績”として明記し、自公政権以上に右から悪政をけん引する突撃隊ぶりが浮き彫りとなっています。 改憲では
主張 使用済み核燃料・・矛盾広げる原発推進をやめよ
中国電力は、原発で出た使用済み核燃料を一時的に保管する中間貯蔵施設を山口県上関町(かみのせきちょう)に建設することを検討すると発表しました。関西電力と共同して行う方針です。中国電力は2日、同社の所有地で調査を実施したい
山口・上関 原発に続き中間貯蔵施設か! 町民「いりません」
中国電力が使用済み核燃料の中間貯蔵施設建設の調査を山口県上関町に申し入れた2日朝、同役場前では中間貯蔵施設の建設に反対する町民ら約40人が「使用済核燃料おことわり」と書いた横断幕を掲げ、「いりません」と抗議しました。
山口・上関 中間貯蔵施設・・中国電が町長に調査要請 関電と共同
中国電力は2日、原発から出る使用済み核燃料を一時保管する中間貯蔵施設を山口県上関町に建設するため、同町の西哲夫町長に調査の実施を申し入れました。中国電の所有地で、地下のボーリング調査や文献調査などを関西電力と共同で行い
山口 上関町の中間貯蔵施設計画・・核ごみ押しつけ 再稼働は身勝手
中国電力と関西電力が2日に動きだした、原発の使用済み核燃料を一時保管する中間貯蔵施設を山口県上関町内に建設する計画。原発推進の矛盾をいっそう広げるものです。 再稼働への総力結集など原発回帰に舵(かじ)を切った岸田文雄