首都圏反原発連合(反原連)が7日開いた「原発ゼロ☆国会前集会―原発事故から10年・福島とともに―」。各界各分野の著名人や市民らがスピーチし、福島復興への支援と「原発ゼロ」の取り組みを訴えました。要旨を紹介します。 主催
Articles by kyou yamamoto
「0307 原発ゼロ☆国会前集会―原発事故から10年・福島とともに―」 志位委員長のスピーチ
日本共産党の志位和夫委員長が7日、反原連の「0307 原発ゼロ☆国会前集会 ―原発事故から10年・福島とともに―」で行ったスピーチは次の通りです。 みなさんこんにちは。日本共産党の志位和夫です。今日は、笠井亮衆議院議
東日本大震災・原発事故10年 被災地から(5) 避難者 戻った住民1割以下
福島・浪江町 東京電力福島第1原発事故の影響で福島県では10年たった今も、県の発表で県内外合わせて約3万7000人が避難しています。 県沿岸部の10市町村では、まだ帰還困難区域が広がり、避難指示が解除された地域での居
反原連 たたかい9年 形を変えて運動続ける・・ミサオ・レッドウルフさん
官邸前抗議9年間の歩みと今後の活動について、ミサオ・レッドウルフさんに聞きました。 (聞き手・内田達朗、写真・橋爪拓治) 2012年3月以来ほぼ毎週、抗議行動を続けてきました。よく続けてきたな、というのが正直なとこ
反原連 たたかい9年 「原発ゼロ」世論可視化・・市民と野党の共闘後押し
毎週金曜日の首相官邸前抗議などで「脱原発」を訴え続けてきた首都圏反原発連合(反原連)は、この3月末で官邸前抗議を休止し、原発ゼロが実現するまで別の形で取り組みを続けます。2012年3月の官邸前抗議開始から9年間のたたか
「原発のない社会へ」 近畿各地で集会
東京電力福島第1原発事故から10年の節目となる3・11を前に3月6日、近畿各地で、福島に思いを寄せ、原発のない社会をめざす集会が開かれました。 京都 京都市では「バイバイ原発3・6きょうと」(同実行委員会主催)が東山
対談 原発事故10年(1) 元中央大学教授(核燃料化学) 舘野淳さん 元日本大学准教授(放射線防護学) 野口邦和さん
舘野 最近の調査でも新事実判明 野口 遅れに遅れている廃炉工程 東京電力福島第1原発事故の発生から10年―。いまだ廃炉の道筋もみえない状況です。事故前から原発の危険性について警鐘を鳴らしてきた舘野淳・元中央大学教授(核
「原発安全神話」断て・・振興特措法改定案可決 笠井氏が討論 衆院内閣委
原発立地自治体や隣接自治体の公共事業への国の補助率のかさ上げなどを行う原発立地地域振興特措法の期限を10年延長する同法改定案が3月5日の衆院内閣委員会で自民、公明両党と日本維新の会などの賛成で可決しました。日本共産党と
福井再稼働「科学でない」・・県専門委 委員が国・関電批判
運転開始から40年を超えた福井県内の原発3基の再稼働が焦点となる中、県原子力安全専門委員会が4日に開かれ、原子力規制庁と関西電力から説明を受けました。委員からは「科学ではない」との厳しい意見が出されました。 関電は美
大震災・福島事故から10年・・原発をなくす全国連絡会 岸本啓介さんに聞く
「原発ゼロの日本」へ政治転換 東日本大震災と東京電力福島第1原発事故からまもなく10年を迎えます。全労連、全日本民医連、新日本婦人の会などでつくる「原発をなくす全国連絡会」の岸本啓介さん(全日本民医連事務局長)に10年
東日本大震災・原発事故から10年・・志位委員長と宮城の市民らの懇談(詳報)
人間らしい暮らし保障の政治を 東日本大震災と東京電力福島第1原発事故から10年を迎えるのを前に、3月3日に行われた日本共産党の志位和夫委員長、高橋千鶴子衆院議員と宮城県の住民や市民団体の代表者とのオンライン懇談の詳報を
原発避難者訴訟 原告住民が上告・・千葉訴訟
東京電力福島第1原発事故で福島県から千葉県に避難した住民43人に約2億7700万円を支払うよう国と東電に命じた2月の東京高裁判決について、原告の住民37人は4日までに、慰謝料認定額が低額にとどまっているなど不満が残る部
反原連 7日に国会前集会・・落合・鎌田・中沢氏ら訴え 志位委員長参加
首都圏反原発連合(反原連)は3月7日、「0307 原発ゼロ☆国会前集会―原発事故から10年・福島とともに―」を国会正門前で行います。感染対策を取って実施するもので、時間は午後2時から4時まで。首相官邸前での抗議はありま
プルサーマル固執・・電事連など計画 東電部分が不透明
電気事業連合会(電事連)と日本原燃、日本原子力研究開発機構は3月2日、核兵器の原料にもなるプルトニウムの利用計画を内閣府原子力委員会に説明しました。電事連のプルトニウム計画は約10年ぶりの改定で東京電力福島第1原発事故
小泉・菅元首相「原発ゼロ」訴え・・記者会見
東京電力福島第1原発事故から10年になるのを前に、原発ゼロを訴えている小泉純一郎と菅直人の両元首相が3月1日、日本外国特派員協会で会見しました。日本で現在利用されている軽水炉より安全性が高いなどと宣伝されている新型炉や
東海第2再稼働 “害”だけ・・日本科学者会議原子力問題研究委員会 岩井孝委員長に聞く
不十分な防火対策 無理な避難計画 日本原子力発電は運転開始から42年が経過する東海第2原発(茨城県東海村)について、来年12月の完了をめどに再稼働工事を進めています。同原発再稼働の危険性について、日本科学者会議原子力問
3・11から10年 私の証言 茨城・ひたちなか市 菅井きよえさん(77) 原発ゼロ 遺志つぐ
元原子炉運転員だった夫。事故の映像にただただ涙した― あの日あの時、私はベッドで寝たきりの夫・正晴と老健施設の5階にいました。「ドン、ガタガタ」と大ゆれ。夫のベッドのすき間に座布団、服を入れた袋など詰めこみ、夫の上にか
パリ協定実現へ運動・・脱原発・温暖化抑止 市民が道開く
都内でセミナー 気候変動や日本のエネルギー政策などについて考えるセミナーが28日、東京都内で行われオンラインでも配信されました。公害・地球環境問題懇談会と病体生理研究所が主催し約50人が参加しました。 2015年に採
原発運転 資格ない・・新潟の住民団体 東電に申し入れ & 核ごみ捨てる場 いりません・・札幌で署名
原発運転 資格ない・・新潟の住民団体 東電に申し入れ 新潟県の東京電力柏崎刈羽原発が立地する柏崎市と刈羽村の住民5団体で構成する「原発を再稼働させない柏崎刈羽の会」(本間保代表)は26日、東電社長と柏崎刈羽原発所長あて
2021焦点・論点 東京電力福島第1原発事故10年・・立命館大学名誉教授(放射線防護学) 安斎育郎さん
廃炉作業 自然エネへの転換 国は責任持って民主的議論を 3月は東京電力福島第1原発事故から10年になります。安斎育郎・立命館大学名誉教授(放射線防護学)は事故直後から、福島県での放射能汚染の調査や相談を続けてきました。