日本原燃の再処理工場(青森県六ケ所村)で、使用済み核燃料の再処理施設の一部で照明が消えたため国際原子力機関(IAEA)による監視ができなかった問題で、原子力規制委員会は6日、原燃の再発防止策を確認し、同社の核物質が核兵
原発
伊方原発差し止め あす判決/大分地裁 地震や噴火対策争点
四国電力伊方原発3号機(愛媛県伊方町)は安全性が確保されていないとして、大分県の住民約550人が四国電を相手に運転差し止めを求めた訴訟の判決が7日、大分地裁(武智舞子裁判長)であります。同種の集団訴訟は広島、松山両地裁
島根原発再稼働やめて/松江市に350人集会・デモ
中国電力が今年8月の再稼働をめざす島根原発2号機をめぐり、再稼働を止める集会(同実行委主催)が3日、松江市のテルサホールで開かれました。島根県内をはじめ鳥取、岡山、広島の各県などから約350人が参加し、集会後は会場周辺
原因は東電 海に流すな/福島・汚染水差止訴訟 第1回口頭弁論
国、審理なしに却下求める 漁業者を含む福島県内外の住民らが福島第1原発の汚染水(アルプス処理水)の海洋放出差し止めなどを国と東京電力に求めた「ALPS処理汚染水差止訴訟」の第1回口頭弁論が4日、福島地裁(福島市)で行わ
志賀原発と原子力防災を調査・研究30年以上/住民運動石川県センター事務局長 児玉一八さんに聞く
狭く脆弱な能登半島の道路 地震が災害時避難の非現実性を実証 今年の元日に発生した能登半島地震により、北陸電力志賀原子力発電所が立地する石川県志賀町で震度7が観測されました。地震被害は、事故時の防災対策をはじめ、日本の原
学び、考える原発問題
岐阜 「恐ろしさ伝えたい」 新日本婦人の会岐阜県本部は2月28日、浅沼信人さん(元高校教員)を講師に、県内16支部22会場をオンラインでつないで「原発学習会」を開催しました。計123人が参加しました。 稲垣豊子会長は
原発より再エネ普及/参院調査会 脱炭素へ吉良議員参考人質疑
参院資源エネルギー・持続可能社会調査会は2月21日に「脱炭素社会の実現に向けた論点」をテーマに参考人質疑を行い、吉良よし子議員が質問しました。 吉良氏は、気候変動、二酸化炭素(CO2)削減は政治課題だとの認識を示した
全国の原発廃炉に/福島第1原発事故13年シンポ
「原発事故から13年―核なき未来をめざして」と題して福島第1原発事故の現在や原発を巡る各地の状況、日本のエネルギー政策を議論するシンポジウムが2日、東京都千代田区の法政大学市ケ谷キャンパスで開かれました。オンラインと併
2024とくほう・特報 能登半島1.1地震/原発“命と共存できない” 28年闘い珠洲の建設計画凍結
「逃げるのは無理」被災で改めてわかる危険性 能登半島地震で家屋の倒壊や海岸の隆起など甚大な被害を受けた石川県珠洲市。もし、この地に原子力発電所が建設されていたら―。かつて、原発建設計画に翻弄(ほんろう)された同市・高屋
福島第1原発 ドローン調査中断・・1号機格納容器でトラブル
東京電力は2月29日、福島第1原発で実施していた小型ドローンを使った1号機の原子炉格納容器内部の調査について、無線中継のためのヘビ型ロボットが途中で先に進めなくなったため調査を中断したと発表しました。 1号機格納容器
汚染水放出に抗議/中止求め福島で緊急行動
東京電力が福島第1原発から出る汚染水(ALPS処理水)の今年度最終の4回目となる海洋放出を強行した28日、ふくしま復興共同センターの呼びかけで、抗議と中止を求める緊急宣伝行動が福島市で取り組まれました。 凍えるような
主張 核のゴミ処分場/超長期の危険を押し付けるな
原発の運転で生じる高レベル放射性廃棄物(核のゴミ)の最終処分場の候補地選定のため、北海道の寿都(すっつ)町、神恵内(かもえない)村を対象に行っていた「文献調査」の報告書案を原子力発電環境整備機構(NUMO)が公表しまし
福島 震災復興の努力 台無し/海洋放出 半年 中止求めて宣伝
東京電力福島第1原発から出る汚染水(ALPS処理水)の海洋放出が昨年8月24日に強行されてから半年余の26日、福島市で中止を求める宣伝署名行動がありました。ふくしま復興共同センターの呼びかけです。 同センターの野木茂
きょうの潮流
原発から出る高レベル放射性廃棄物(核のごみ)の最終処分地選定に向けた「文献調査」をした北海道の2町村の報告書原案が公表されました。科学論文や地質調査のデータなどをもとに、活断層や火山など処分場を設置するのに適さない性質
汚染水漏れ防止指導/経産相が東電社長と面会
東京電力福島第1原発での汚染水漏れ問題に関し、斎藤健経済産業相は21日、東京電力ホールディングスの小早川智明社長を経産省に呼び、「ヒューマンエラーとして対処するのではなく、経営上の課題として受け止めて再発防止と安全確保
福島原発作業員の身体汚染/規制委 事故は実施計画違反
東京電力福島第1原発で昨年10月に汚染水処理設備で配管洗浄中の作業員が高濃度の放射性物質を含む廃液を浴びた事故について、原子力規制委員会は21日、作業手順などを定めた「実施計画」の違反としました。その上で対策が取られた
事故なら被害665兆円/東海第2原発訴訟 弁論で原告側
日本原子力発電東海第2原発(茨城県東海村)について、茨城県などの住民が運転差し止めを求めている裁判の第2回口頭弁論が20日、東京高裁で開かれました。同訴訟は、水戸地裁が避難計画の不備を理由に、運転を認めない判決を言い渡
プルトニウム所有権交換/電事連 国内電力各社間で
電気事業連合会は16日、電力大手が海外に保管するプルトニウムの所有権を交換する契約を結んだと発表しました。 普通の原発でウラン・プルトニウム混合酸化物(MOX)燃料を使う「プルサーマル」を実施する四国電力と九州電力が
志賀原発廃炉求める/吉良氏 安全性・避難計画ただす
参院調査会 日本共産党の吉良よし子議員は14日の参院資源エネルギー・持続可能社会調査会で、能登半島地震が襲った志賀原発でのずさんな対応や避難計画などへの政府の姿勢をただし、廃炉を求めました。 吉良氏は、原子力規制委員
汚染水漏れ「人為的ミス」 福島第1原発 東電が発表
東京電力福島第1原発で発生する汚染水から放射性物質を除去する装置がある建屋の排気口から汚染水が漏えいした問題について東電は15日、閉めているべきだった手動弁の状態を確認していなかった人為的ミスなどが原因だったとしました