【ベルリン=伊藤寿庸】日本も協力してフランスが進めていた高速炉ASTRID(アストリッド)の開発計画が中止されました。8月31日付の仏紙ルモンドが伝えました。同計画には仏原子力・代替エネルギー庁(CEA)が多額の資金を
Articles by kyou yamamoto
原発は安全も経済も壊す 新潟・柏崎で廃炉求め大集会・・3県19団体 力合わせて

東京電力・柏崎刈羽原発の再稼働反対と廃炉を訴える新潟県16団体、長野県2団体、群馬県1団体は9月1日、新潟県柏崎市で、力を合わせて「なくそテ原発2019柏崎大集会」を開き、会場いっぱいの1100人が参加しました。 同
原発耐震評価 未知の震源 大きな揺れ対象外の恐れ
原子力規制委員会は8月28日、未知の震源による地震の揺れに対する新たな策定方法を規制に反映する方針を決定しました。 未知の震源による地震は原発の周辺で発生することが否定できないため、規模は大きくなくとも施設に影響を及
福島の避難者 共産党議員団に切々・・賠償終わり衣食住困る 1人暮らし移動できぬ

復興公営住宅の入居者と懇談する党国会議員団のメンバーら(こちら向き)=29日、福島市内 日本共産党国会議員団福島チームは8月29日、福島市内で、東京電力福島第1原発事故で避難し県営の復興公営住宅で暮らす住民と懇談しまし
柏崎刈羽・東電方針・・再稼働への固執姿勢が露骨だ
東京電力の小早川智明社長が26日、新潟県柏崎市の桜井雅浩市長と面会し、同社の柏崎刈羽原発についての方針「再稼働および廃炉に関する基本的な考え方」を伝えました。6、7号機が再稼働した後、1~5号機のうちの一部廃炉を検討す
「再稼働反対」に次々・・道原発連など シール投票訴え

「原発事故から33年たったチェルノブイリでは立ち入りが厳しく規制され、福島では8年たっても収束の見通しもたっていない。原発のない安心、安全な北海道、日本を実現しよう」―。原発問題全道連絡会と国民大運動北海道実行委員会は
「核のゴミ」研究施設を党調査 北海道幌延町・・岩渕氏ら固定化批判

高レベル放射性廃棄物(核のゴミ)の地層処分を研究する日本原子力研究開発機構・幌延深地層研究センター(北海道幌延町)が研究期間の10年もの大幅延長方針を決め、住民の不安が高まっている問題で、日本共産党の岩渕友参院議員と党
どうする放射性廃棄物・・原発24基廃炉 見えぬ先行き

東京電力が福島第2原発(福島県楢葉、富岡両町)全4基の廃炉を決定し、日本では福島第1原発を含め商業用原発24基の廃炉が進められることになります。原発の解体は海外では多数の実績がありますが、日本で商業用原発の解体が完了し
再稼働前提に「廃炉検討」・・柏崎刈羽 東電、市長に方針伝える

東京電力の小早川智明社長は8月26日、柏崎刈羽原発(新潟県)の立地先である柏崎市の桜井雅浩市長を訪ね、同原発の廃炉要請に対して「6・7号機の再稼働後5年以内に1基以上の廃炉を検討する」との方針を伝えました。東電が柏崎刈
もっと怒りの声あげよう・・反原連 原発ゼロへ官邸前抗議

首都圏反原発連合(反原連)は8月23日、首相官邸前抗議を行いました。首相官邸前、国会正門前には「再稼働やめろ」と書いたプラカードなどを手にした参加者がかけつけ、「すべての原発、再稼働反対」「原発ゼロ(基本法案)を審議し
きょうの潮流
福島第1原発の誘致から事故までの50年を描いた演劇「福島三部作」(東京・池袋で28日まで上演)。その最終章「2011年:語られたがる言葉たち」のアフタートークで一人の女性が声を詰まらせながら言いました。「東京に住む自分
突然、賠償打ち切ったうえ… 東電、被災者に“5500万円返せ”

福島市の夫妻 窮地に 東京電力福島第1原発事故に伴う損害賠償を東電が出し渋る事例が続いています。福島市で農業資材と園芸用品を販売する高橋芳明さん(56)、真奈美さん(56)夫妻の場合は―。(柴田善太) 高橋さん夫妻は
本当の原発コストって?・・龍谷大学教授・原子力市民委員会座長 大島堅一さんに聞く(下)

経済性なし 延命許されず 現時点での既存原発の発電コストを試算してみました。「発電コスト検証ワーキンググループ」の計算方法にもとづき計算しました。 試算の方法は、▽建設費は当時のまま▽追加的安全対策費は原子力規制委員
本当の原発コストって?・・龍谷大学教授・原子力市民委員会座長 大島堅一さんに聞く(上)

膨らむ建設費の反映が必要 経済産業省資源エネルギー庁が「世界では再エネコストが大きく低減」とした資料を今年3月に示しています。一方、政府が「エネルギー基本計画」(2018年7月)で「運転コストが低廉」としてきた原子力は
原発ゼロ 早く決めよ・・反原連が官邸前抗議

首都圏反原発連合(反原連)は8月16日、首相官邸前抗議を行いました。この日、九州電力玄海原発4号機が定期点検入りし、国内で稼働する原発は6基だけになりました。一方、全国の原発再稼働へ向けた対策費が5兆円を超えることも明
きょうの潮流
ニイニイゼミに交じってミンミンゼミが鳴きだしました。小学校の夏休みの宿題だったか、画用紙にミンミンゼミの水彩画を描いたことを思い出します▼辞書で「宿題」を引くと、家に持ち帰る学習課題のほかに、「後日に解決の残されている
福島に生きる 生業訴訟第一陣原告 石井啓輔さん(76) 孝子さん(77)・・いまも被害続く古里

福島県浪江町赤宇木(あこうぎ)から同県伊達市に避難している石井啓輔さん(76)、孝子さん(77)夫妻は農業、商店、食品加工業を営んできました。同地区は高い放射線量による帰還困難区域で、今も避難が続いています。 家族離れ
原子力使うのは危険・・福島の高校生 独高校で被災語る

【ベルリン=伊藤寿庸】夏休みを利用してドイツを訪れている福島の高校生が8月8日、ベルリンの高校で自らの震災体験を語りました。NPO「アースウォーカーズ」が主催する「福島を伝え、再生エネルギーを学ぶ福島・ドイツ高校生交
放射能被害もう二度と・・反原連が抗議

首都圏反原発連合(反原連)は8月9日、首相官邸前抗議を行いました。74年前に長崎に原爆が落とされたこの日、参加者は抗議行動の前に、放射能によるすべての被害者を思い、放射能の被害が二度と繰り返されないことを願って黙とうし
原発事故 国責任否定・・名古屋地裁避難者訴訟 原告「納得できぬ」
東京電力福島第1原発事故で福島県から愛知、岐阜、静岡の各県に避難した42世帯128人が国と東電に計約14億4000万円の損害賠償を求めた訴訟の判決が8月2日、名古屋地裁でありました。桃崎剛裁判長は国の責任について、東電