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志賀原発の断層評価 次回は専門家で

 原子炉直下などを通る敷地内の断層が活断層ではないかと指摘されている北陸電力志賀(しか)原発(石川県志賀町)について、原子力規制委員会の専門家チームは2月27日、第5回の評価会合を開催。北陸電の説明が今回で終わり、次回会合では専門家同士で議論することになりました。

 同原発の敷地内には、8本の断層があり、1号機の原子炉直下には、「S-1」と呼ばれる断層が通っています。北陸電は、S-1断層と1号機の西側で交わり、S-1より新しい時代に動いたとされる断層「S-2」「S-6」が、活断層と定義される12万〜13万年前以降の活動はないとして、S-1も活断層ではないなどと説明。

 専門家からは、北陸電が掘ったトレンチ(溝)などで見られる地層の年代評価手法などに対して疑問の声がありました。

(しんぶん赤旗2015年2月28日付けより転載)

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