東京電力は10月6日、福島第1原発の1号機タービン建屋1階南側と、3号機原子炉建屋1階北東で同日午前、雨水が流入し、漏えい検知器が動作したと発表しました。東電は、台風18号の影響によるものとしていますが、流入した原因は今後調査すると説明しています。
このうち3号機原子炉建屋については、現場の放射線量が高いためカメラの映像で建屋1階西側から水の流入を確認。付近に配管がないことから、雨水がとびらなどから流入したと判断したとしています。
政府・・再生エネ拡大策検討
菅義偉官房長官は10月3日の記者会見で、再生可能エネルギー買い取りを中断する電力会社が相次いでいることに関し、「再生可能エネルギーを最大限導入するという政府方針は全く変わらない。専門家が第三者の立場でしっかり検証し、受け入れ拡大の方策を検討したい」と述べました。
菅長官は「(事業者からの)申し込みが不安定な太陽光に集中し、電力の安定供給に支障を来す可能性がある。今、調整している段階だ」と述べ、買い取りの一時停止はやむを得ないとの認識を示しました。
(「しんぶん赤旗」2014年10月7日より転載)