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再稼働説明会追加を・・薩摩川内市に住民要請

 鹿児島県薩摩川内市の九州電力川内(せんだい)原発の再稼働に関して同市で開催される住民説明会で、参加申し込みの抽選で外れた市民らが10月6日、市に説明会の追加と非公開の抽選に抗議する申し入れをしました。

 申し入れたのは、説明会の民主的運営を求めて5日に緊急結成された「住民本位の市政を求め、川内原発の再稼働に反対する会」(堀切時子会長)です。7人が市役所を訪れ、非公開の抽選で参加できない市民がでたことに抗議し、市民の発言を保障するために説明会の追加や公聴会の開催をするよう要望しました。

 住民説明会は地元同意の条件とされ、原子力規制委員会の審査結果に関して行うもので、30キロ圏内の自治体5カ所で開かれる予定です。9日の住民説明会は県と薩摩川内市が主催で、市によると市民限定としており、定員1043人に1345人が応募。市は9月29日、担当者が申し込み順に付けた通し番号から落選者302人を無差別に選んだとしています。

 302人は他の3カ所に参加できますが、再度の申し込みが必要になります。

 村山智代表代行(66)は「他の自治体ではなく、薩摩川内市民向けの説明会で市民の強い不安や懸念を訴えたかった」と求めました。

(「しんぶん赤旗」2014年10月7日より転載)

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