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福島第1 地震で損傷か?・・ ICタンクなど 規制庁が写真公開

東京電力福島第1原発1号機の4階で、非常用復水器の間で状況を確認する様子=5月31日、原子力規制庁撮影
東京電力福島第1原発1号機の4階で、非常用復水器の間で状況を確認する様子=5月31日、原子力規制庁撮影

原子力規制庁は6月4日、東京電力福島第1原発(福島県大熊町、双葉町)の事故原因を究明するために1号機4階で調査した際に撮影した非常用復水器(IC)などの写真を公開しました。

同庁職員5人が、5月30、31の両日、福島第1原発の現地調査を実施。31日に1号機原子炉建屋に入り、4階には15分~20分間滞在し、写真数百枚とビデオを撮影しました。5人の被ばく線量は、同日の行動で4・8~3・0ミリシーベルト。案内役の東電社員3人の被ばく線量は5・95~4・69ミリシーベルトでした。

国会事故調報告書によれば、事故当時、1号機4階で作業員が出水を目撃していますが、その由来が不明です。同階には、同報告書で地震による損傷の可能性が指摘されているIC用大型タンクが設置され、出水との関連が問題になっています。

規制委員会は福島第1原発事故の分析を行う検討会を設置し、出水の原因などについて、検討課題にしています。

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