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泊原発再稼働させない/札幌 核ゴミ捨て場反対と集会

市民にアピールする参加者=5日、札幌市

13年前に北海道電力泊原発が停止し全国の原発が止まった5日、札幌市で「泊原発を再稼働させない・核ゴミを持ち込ませない北海道連絡会」(泊・核ゴミNO!道連)が集会と北海道大行進を繰り広げました。日本共産党の、はたやま和也元衆院議員が参加しました。

 泊・核ゴミNO!道連は、原子力規制委員会による泊原発3号機の審査書案の承認(4月30日)に対して、「到底納得できるものではない」とし、声を上げようと呼びかけました。

 各団体の参加者が「安心で安全な食の生産地、北海道を核のゴミ捨て場にしてはいけない。核と人類は共存できない」「(原発最大限活用の政府方針は)新たな原発事故への準備であり、強く抗議する」などリレースピーチしました。

 行動する市民科学者の会・北海道の小野有五事務局長が「事実上の合格と報道されているが、科学者の立場から事実上不合格である」と強調。敷地内に活断層があり、重要施設の大半が埋め立て地の上に建てられていることなどを指摘し、他の原発に比べても問題が多いと訴えました。

 行進は注目を集め、17歳の2人組が「原子力の利用について真剣に考えるべき時だと思う」と話し、16歳の青年4人が飛び入り参加しました。

(「しんぶん赤旗」2025年5月6日より転載)