日本共産党嶺南地区委員会 > しんぶん赤旗 > 原発と人間は共存できぬ 各地で行動/群馬・高崎

原発と人間は共存できぬ 各地で行動/群馬・高崎

 群馬県高崎市の高崎城址公園で9日、「第14回力あわせる200万群馬 さよなら原発アクション」が開かれ、500人が参加しました。さよなら原発1000万人アクション実行委員会、原発とめよう群馬、群馬県労働組合会議が呼びかけ。集会宣言を採択し、市内をデモ行進しました。

 アクション実行委員会の大塚正之事務局代表が「原発と人間は共存できない。原発を止める道を進もう」とあいさつしました。

 子ども甲状腺がん裁判の井戸謙一弁護団長が「他のどんな公害物質の環境基準よりも、年1ミリシーベルトの被ばくの方が、はるかに大きな健康被害を生む」と指摘し、年20ミリシーベルト以下なら健康被害は無いとする国の言い分を否定。「二度と被害を出さないよう、原発をなくす運動に力を注ぎましょう」と呼びかけました。

 ALPS処理汚染水海洋放出差止訴訟の丹治杉江事務局長が「海洋放出も廃炉も40年以上続く。『福島を忘れない』を合言葉にたたかおう」と訴えました。

(「しんぶん赤旗」2025年3月13日より転載)