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原発と人間は共存できぬ 各地で行動/高知

日本共産党高知地区委員会は11日、高知市のひろめ市場前で東日本大震災メモリアル宣伝し、原発ゼロの日本の実現などを求めました。能登半島地震被災者支援の募金への協力も呼びかけました。

 三ケ尻亮子副委員長がハンドマイクで演説し、「福島第1原発事故では放射能被害が広範囲におよび、核燃料(デブリ)が溶け落ちた。昨年やっと0・7グラムの核燃料を取り出すことができた。事故が本当に収束するのに後何年かかるのでしょうか」と問いかけました。

 一方で自公政権が原発の再稼働を進め、東日本大震災で被災した宮城県の女川原発まで稼働させたことを「福島の原発事故を反省していない」と批判。原発から撤退し、自然エネルギーに転換するために「みなさんと一緒に声を上げていきたい」と呼びかけました。

 募金を寄せた女性(49)は「高知県もいつ南海地震が起こるかもしれず、能登半島地震の被災者を支援していくことは大事だ」と話し、別の女性(68)は「原発には反対。一度、事故を起こすと大変なことになる。自然エネルギーを進めるべきだ」と話しました。

(「しんぶん赤旗」2025年3月13日より転載)