
秋田県の「さよなら原発県民アクション」は11日、秋田市で「忘れない!東日本大震災・フクシマ原発事故」県民アクションを開き、55人が参加しました。
世話人代表の鈴木政隆さんは「原発を稼働し続けるかぎり、安心・安全な社会は守れない。福島の現実・教訓の原点にたち返り、原発ゼロ、住民本位の再エネ推進へ大転換を求め続けよう」と呼びかけました。
福島県からの避難者女性が、政府と東京電力の原発回帰強行に怒りを込め「亡くなった多くの命、今を生きる命を思い一緒に声をあげましょう」と訴えました。
日本共産党の藤本友里県委員長は「軍拡ではなく、被災者に寄り添いしっかり支える政治に変えるため一緒に頑張ります」と決意を述べました。
能代市では第25回原発ゼロ!!能代ウォークが取り組まれ、22人が参加しました。
実行委員会の吉田瑞穂さんは「原発最大限活用を明記したエネルギー基本計画閣議決定で、私たちは大きな岐路に立っている」と、運動継続の重要性を強調。県被団協の佐藤力美事務局長は原発事故、核兵器禁止条約に無責任な政府を批判しました。
(「しんぶん赤旗」2025年3月13日より転載)