東京電力・福島第１原発事故から１４年目の「３・１１」を前にした９日、岐阜県では「さよなら原発・ぎふ」（岐阜市）、「原発ゼロをめざす可茂の会」（可児市）がそれぞれ行われました。

　岐阜市のパレードと集会には約１２０人が参加しました。集会で伊藤久司代表は「原発回帰へと政策転換をした政府は間違っています」と批判。「老朽原発４０年廃炉訴訟市民の会」の柴山恭子事務局長は、「使用済み核燃料の処分先を決めないまま老朽原発の再稼働を認可するのは違法」と指摘しました。

　可児市での集会には約６０人が参加しました。集まった人たちがマイクを持ち、「地震大国、原発いらない」とコールしました。

（「しんぶん赤旗」2025年3月12日より転載）