原発問題全道連絡会と国民大運動北海道実行委員会は27日、チェルノブイリデーの定例宣伝を札幌駅前で繰り広げました。
道行く人に泊原発の再稼働と核ごみ持ち込みについてマグネット投票を呼びかけると、旅行者や学生、昼休み中の会社員ら20人を超える人が投票しました。
再稼働に対して、「環境に良くない」「次の世代に残してはいけない」「事故の教訓を考えれば動かせないはずなのに」など、圧倒的多数の人が「反対」に投票しました。
「いずれはなくせたらと思うけど、CO2排出の懸念から火力発電を止める方が優先なのでは」と話す青年も、核ごみ持ち込みには「反対」を投じました。
道原発連の堀一代表委員、道労連の三上友衛議長、日本共産党のはたやま和也参院比例候補(元衆院議員)がマイクを握りました。
はたやま氏は「北海道電力は泊原発の安全性を確認(証明)できないまま10年以上が経過している」とし、活断層や津波、火山など自然災害が多い日本に原発は適していないと強調。「住民合意の下で進められる再生可能エネルギーと省エネを広げる新しいエネルギー戦略で、原発に頼らない日本を目指しましょう」と呼びかけました。
(「しんぶん赤旗」2025年1月29日より転載)