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原発ゼロ 田布施から/山口 大平氏が高見候補応援

出発式で支援者らと「頑張ろう」を唱和する(右から)大平、高見の両氏=28日、山口県田布施町

 山口県田布施(たぶせ)町議選(2月2日投票)が告示された28日、日本共産党の大平よしのぶ衆院中国比例候補は、20年ぶりの議席獲得をめざす高見ひでお候補の応援に駆け付け、「最大の争点は(近隣の)上関町への原発、核のゴミ捨て場はいらないという訴えだ。(昨年12月に再稼働した)島根原発2号機を止めるたたかいと力を合わせ、原発ゼロの日本を田布施から大きく示していこう」と訴えました。

 大平氏は施政方針演説で「楽しい日本」をめざすと掲げた石破首相が国民の暮らしを守る施策を持たず、軍事強化や原発を推進するなどしていることを強調し、「国民には暮らしを楽しむどころか不安しかない」と批判。「アメリカ言いなりの軍事予算、大企業への行き過ぎた奉仕。自民党政治のゆがみをただし、暮らしにホンモノの希望を取り戻す日本共産党の議席こそ田布施には必要だ」と述べ、「原発よりも省エネと再エネの思い切った普及を。命と暮らし、故郷・田布施を守れの願いを高見さんへ」と呼びかけました。

 高見候補は第一声で「町議会は一部を除いて中間貯蔵施設建設に何の意思表示もしない。私はきっぱり反対の立場を示してたたかいたい」と訴えました。

(「しんぶん赤旗」2025年1月29日より転載)