
原発問題住民運動福井県連絡会は5月1日、新型コロナウイルスの感染拡大を防ぐため、原発の運転や工事をとめるよう関西電力に申し入れました。県には関電に求めるよう要請しました。
多田初江、佐藤正雄(日本共産党県議)両代表委員、林広員事務局長、かねもと幸枝党衆院1区候補らが参加。「作業員が3密の環境にさらされる」「感染が発生したら県民にも被害が広がる」として、運転や工事の停止などを求めました。
関電側は竹林学・地域共生グループマネジャーが応対し、「申し入れは社に伝えます」とのべ、県側は坂本康一・原子力安全対策課参事が「知事のメッセージや県民行動指針の内容に沿った要請をしている」とのべるにとどまりました。
多田氏らは、原発が立地する地域の医療体制の不十分さも指摘しました。
高浜、おおい、美浜3町には計11基の原発が立地し、うち高浜4号、大飯3、4号の3基が運転中です。関電によれば、運転のほか、定期検査や老朽化対策、テロ対策施設、廃炉の工事で、各発電所には県内外から労働者が約1800~約4500人出入りしており、宿泊先の生活、バス通勤時、施設内作業の「3密」が指摘されています。
(「しんぶん赤旗」2020年5月3日より転載)