関西電力は5月2日までに、大飯原発3号機(福井県おおい町)の定期検査を延期すると発表しました。新型コロナウイルス感染症の拡大する中、県外から多数の作業員が流入することに対して地元で不安の声が上がっていることなどを受けての措置です。
関電によると、定期検査は8日から開始する予定でしたが2~3カ月程度延期します。具体的な開始日は今後検討しますが、法定期限の8月22日までには始めるとしています。
定期検査には、約1800人の作業員が増やされ、うち900人程度が県外から来るとしていました。
(「しんぶん赤旗」2020年5月3日より転載)