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東日本大震災きょう8年・・避難なお5・2万人

東日本大震災発生から11日で8年となるのを前に、「慰霊之塔」に手を合わせる人たち=3月10日午後、仙台市若林区荒浜

 東日本大震災は3月11日、発生から8年を迎えます。復興庁によると、避難者は5万1778人(2月7日現在)。そのうち、東京電力福島第1原発事故による避難者は約4万1千人です。

 警察庁によると、死者は8日現在、12都道県の1万5897人、行方不明者は2533人。復興庁が公表している、震災による負傷の悪化などで亡くなった震災関連死3701人を合わせると、死者・不明者は2万2100人を超えます。
 沿岸部では、人手不足、資材高騰などから土地の造成工事が難航している地域があります。被害の実態にあった息の長い支援が必要です。
 復興庁によると、被災者向け災害公営住宅は1月末現在、岩手、宮城、福島の3県で約2万908戸が完成しています。一方、3418人がプレハブの応急仮設住宅での暮らしを続けています。孤独死が増加傾向にあり、心のケアやコミュニティー再生の課題が重要になっています。

 生業(なりわい)再生では漁業、水産加工業の施設は復旧が進んだものの、近年の不漁の影響を受けています。観光業も苦戦を強いられています。グループ補助金の自己負担分の返済も始まり、事情に応じた返済猶予も課題です。

 福島県では、原発事故の影響で双葉、大熊両町の全町避難が続きます。避難指示が解除された地域でも、住民の帰還が進んでいません。医療機関や福祉施設、商業施設の充実など生活環境の改善が急がれています。

(「しんぶん赤旗」201年月日より転載)