使用済み燃料プール内の燃料取り出し作業を実施している東京電力福島第1原発(福島県大熊町、双葉町)4号機5階で、毎時数百マイクロシーベルトというような高線量の箇所が点在することが、2月5日に開かれた原子力規制委員会で報告されました。また、燃料プールの隣で原子炉の上部とつながっている「原子炉ウエル」やその隣の機器仮置きプール「DSピット」からコバルト60由来の放射線が放出されていることが分かりました。
規制庁は結果を踏まえ、東電に対して適切な線量低減策を実施するよう求めました。
昨年(2013年)12月から東電は4号機の燃料プールからの燃料取り出しを開始しました。
規制庁は、昨年12月と今年1月、現地調査を実施。床面などからのセシウム137、同134のほか、遮へいの難しいコバルト60由来の放射線が原子炉ウエルなどから発生していることがわかりました。また、数百マイクロシーベルトという高線量が床面の露出部などで見つかりました。
2011年の事故発生当時、4号機は定期検査中で、原子炉内で炉心を筒状に取り囲むシュラウドを交換中。
規制委によれば、DSピット内には、原子炉内から取り出された機器類が積み重なって置かれ、数十センチほど水面から露出しているものもあるといいます。