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破砕帯調査22日から・・規制委 志賀原発の敷地内

原子力規制委員会は1月5日、活断層の疑いが指摘されている北陸電力志賀原発(石川県志賀町)の敷地内破砕帯などについての現地調査を22、23日に行うことを決定しました。事前会合は14日に開催します。

志賀原発は、敷地内に複数の破砕帯が見つかっており、特に「S‐1破砕帯」は1号機原子炉建屋の直下を通っています。活断層と判断されれば再稼働は認められず、廃炉に迫られます。

志賀原発の敷地内破砕帯については、2012年7月に旧原子力安全・保安院が追加調査を指示しました。北陸電力は昨年(2013年)6月に、調査結果を提出しましたが、規制委が調査不足を指摘。昨年12月に最終報告書を規制委に提出していました。北陸電力の報告書では、敷地内破砕帯について活動性を否定。一方、これまで活断層でないとしていた志賀原発から約1キロの福浦(ふくら)断層について活断層であると認めています。

調査会合は、他の原発の敷地内破砕帯調査会合と同様に、規制委の島崎邦彦委員長代理と、関連学会の推薦を受けた4人の外部有識者から構成されます。

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