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福島の現実 復興への願い・・大震災から3年‐‐NHKスペシャルが特集7本

14-02-27nhk 東日本大震災から3月11日で3年。NHKスペシャルは、1日から11日にかけて震災関連番組7本を放送します。

「空から見た大震災」(3月1日、後9:15)

東日本大震災をヘリコプターや宇宙から撮影した動画や画像など、人類が大震災と巨大津波を初めて「空から見た」記録があります。

巨大津波は予想外の動きを見せながら陸地に迫り、3日以上延焼し続けた「津波火災」の実像も明らかになってきました。空からの映像とそこに映る人々の証言から震災の真実を導き出し、減災へのヒントを探ります。

震災ビッグデータファイル3「″都市パニック″を回避せよ~東日本大震災からの教訓」(3月2日、後9:00)

震災の電子データ解析で、急がれているのが515万人の帰宅困難者を生んだ首都圏の大混乱の全貌を明らかにすることです。浮かび上がるのは巨大災害を前にした都市住民のもろさ。主要駅では20万人以上が1キロ四方に身動きがとれないまま滞留しました。ビッグデータを利用した「新たな防災」へ模索を伝えます。

「無人の町の″じじい部隊″~福島・大熊町駐在員6人の苦闘」(3月7日、後10:00)

福島県大熊町。平均年齢60歳の自称じじい部隊が原発周辺の帰還困難区域(旧警戒区域)を、「大熊町を何十年かかっても取り戻す」を合言葉に、防犯・防火のパトロール、町道や水路の管理、町の復興・帰還計画をけん引する姿を描くドキュメント。

「避難者14万人の決断~福島・突きつけられる現実」(3月8日、後9:00)

福島第1原発の事故から3年。いまだ故郷に帰れない原発避難者は14万人います。帰郷を諦めざるをえない避難者、逆に放射能への恐れから帰りたくない避難者。それぞれが現実を突きつけられ、厳しい選択を迫られています。原発避難者を救済するために何が必要か考えます。

「検証 復興計画」(3月9日、後9:00)

宮城、岩手の沿岸市町村すべてについて、震災直後から取り組む復興計画の状況を調査。住民がこの3年の間に自治体の想定以上に流出し、町の復興にとって大きな課題になっていることなどが見えてきました。今後の被災地の復興に何か必要か、浮かび上がってきた課題から検証します。

「被災者 こころの軌跡~遺族たちの歳月」(3月10日、後10:00)

東日本大震災の死者・行方不明者は1万8524人。避難生活などで亡くなったいわゆる「震災関連死」も含めると2万1439人にのぼります。震災直後からの、遺族たちの3年間の「こころの軌跡」を見つめます。

「あの日 生まれた命」(3月11日、後8:00)

多くの命が失われた2011年3月11日。被災地で100を超える新しい命が誕生していました。

津波で水没しかけた病院で産んだ母親。混乱の中で「生まれた子は幸せなのか」と自らに問う母親。自分だけが子どもを授かった喜びを感じることに罪悪感すら感じてしまう母親。それでも「わが子の笑顔を守りたい」という思いで家族はさまざまな困難を乗りこえてきました。未曽有の大災害の中で生まれた命を守り抜いてきた家族たちの3年と未来への希望を見つめます。

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