首都圏反原発連合(反原連)は12月13日、「川内原発再稼働反対! 反原発☆渋谷大行進」を東京都内でおこないます。反原連が主催する今年最後の大規模デモで、首都圏だけでなく、全国からの参加を呼びかけています。
安倍晋三内閣は、福島第1原発事故がいまだに収束していないのに、全国の突破口として九州電力川内原発(鹿児島県薩摩川内市)の再稼働を急いでいます。
反原連は、川内原発について避難計画も持たず、火砕流など数多くの問題があることをあげ、「原発のために、私たちの生命の尊厳が損なわれたり、平和な暮らしが脅かされたりする必要は一切ありません」と批判。「川内原発再稼働反対を焦点に、全原発の再稼働反対と全原発の廃止、エネルギー基本計画の転換、原発輸出反対など、デモで集まり意思を可視化し訴えましょう」と呼びかけています。
(「しんぶん赤旗」2014年11月1日より転載)