●奈良
原発ゼロ・被災者支援奈良のつどい(同実行委員会主催)が9日、奈良市で開かれ、約500人が参加しました。今年は県内60の団体・個人が協賛・呼びかけ人となりました。
福島県南相馬市から避難してきた原発賠償京都訴訟原告の福島敦子さん=京都府京田辺市=が講演。過酷な避難生活を経て父をがんで亡くし、自らもがんを患いながら「被爆させるな、国が止めよ」と裁判をたたかう思いを語りました。大阪高裁の不当判決(昨年12月)に抗議し、最高裁審理を求め支援を訴えました。
東北3県の復興・支援団体などからのメッセージが紹介され、大船渡市の山林火災でも支援が必要と報告されました。
7グループによる歌声コンサート、地元野菜や東北物産などの模擬店が催され、集会後、参加者は市内をパレードしました。
●和歌山
原発をゼロにする和歌山県民の会は9日、「フクシマを忘れない!原発ゼロへ」を和歌山市で開きました。東山邦夫代表世話人があいさつで「フクシマの教訓を投げ捨て原発回帰は容認できない」と訴えました。
講演したteam汐笑プロジェクトの木村のりお代表は、父と妻、次女を亡くした東日本大震災、故郷の福島県大熊町を追われた原発事故を「元の住民で大熊町に帰れたのは300人程度。97%はいまだ避難生活」と強調。放射能汚染で家族の捜索ができず父と妻の遺体はみつかったものの、次女の遺骨発見が5年9カ月後となり「(遺骨の状況から)助かったかもしれない命をなくしてしまったのが原発事故」と告発。「震災の教訓を無駄にしない社会を」と訴えました。
参加者は集会後、原発ゼロを訴え会場前でスタンディング宣伝をしました。
(「しんぶん赤旗」2025年3月11日より転載)