日本維新の会の馬場伸幸代表は25日、衆院本会議で「『異次元の歳出改革』で国会議員が率先して取り組むべきことは、身を切る改革だ」とのべ、国会議員定数の削減を求めました。
馬場氏は大阪で府議会議員を109から79に削減し、市議会でも81から70に減らしたことを強調し、「地方にできることが国でできないことはない」と述べました。
また、岸田文雄首相が自民党総裁任期中の改憲実現を目指すとしていることをあげ、「タイムリミットはあと1年。改憲に立ち向かう覚悟はあるか」と改憲をあおりました。
岸田首相は、改憲について「先送りできない課題。自民党総裁任期中の憲法改正の方針は、いささかの変わりもない」と答えました。
国民民主党の玉木雄一郎代表は「解散・総選挙に有利な政策ではなく、国民のための政策を堂々と進めてほしい」と岸田首相にエール。電気代値下げには柏崎刈羽原子力発電所の早期再稼働が必要だとして、「国が前面に出て、再稼働に向けた具体的な行動を起こすべきではないか」と要求しました。
首相は、「地元の理解を得られるよう、政府が前面にたって原子力発電の必要性と意義を説明していく」と答弁しました。
(「しんぶん赤旗」2023年10月26日より転載)