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原発なき未来へうねり・・事故10年――フクシマを忘れない

プラカードを掲げアピールする参加者=11日、新潟県長岡市

■新潟

 東京電力柏崎刈羽原発が立地する新潟県柏崎市で毎年集会を開いている「なくそテ原発・大集会」実行委員会は11日、新潟県内と群馬県前橋市の計18カ所で一斉にスタンディング宣伝し、21団体776人が参加しました。昨年9月に続く2回目。

 参加者は、東日本大震災の地震発生時刻に黙とうし、原発再稼働を許さず廃炉を目指すアピール文を確認。「福島忘れない」「再稼働許さない」などのプラカードや横断幕などをかかげました。

 新潟市古町商店街では約40人が参加。各分野の代表らがマイクを握り、「被災地の生活・営業再建は道半ば。被災者への直接支援の充実、原発依存からの脱却と再生可能エネルギー活用拡大を」などと訴えました。

 新潟市西区では80人が参加し、県技術委員の立石雅昭・新潟大学名誉教授らが訴え。長岡市では105人がスタンディング宣伝後に市内をパレード。上越市では69人が参加して風車を手に再生可能エネルギーへの転換を呼びかけました。

 日本共産党の、たいらあやこ衆院北陸信越比例・新潟2区重複候補は柏崎市で、遠藤玲子県議は新潟市で行動に参加しました。

 行動の動画・写真は「なくそテ原発 福島原発事故から10年」のフェイスブックで紹介。アピール文は新潟県内の全首長と首相、東電社長などに送付し、6自治体と面談を行います。

■山形

 日中との気温差が大きく厳しい冷え込みの中、原発たくさんだhaa!県民アクションは11日夜、「国と東京電力が最後まで責任をもって対応すること」「安全・確実な廃炉」を求め、さよなら原発ウオークの横断幕を掲げて、山形市内をデモ行進しました。

 また、幸せの脱原発ウオーキングは同日、東北電力山形支店前を含む2カ所でスタンディングを行い、「ストップ原発再稼働」を掲げ、市民にアピールしました。

■栃木

 原発ゼロ栃木の会と市民が12日、宇都宮市二荒山(ふたあらやま)神社前で金曜行動を行い、12人が参加しました。「フクシマを忘れない 原発再稼働NO!」と横断幕を掲げ、通行人にアピールしました。

 自民党員の市民も参加し「放射能汚染は地球の40億年の進化そのものを無にしてしまう。原発の再稼働にとどまらず新設まで検討している自民党は、党員であっても納得できない」と怒りを込めました。

 日本共産党の福田くみ子、天谷みえ子両市議も参加しました。

■茨城

 茨城県牛久市のJR牛久駅東口で12日夕、345回目の「駅前反原発集会」が開かれ、約20人が日本原子力発電東海第2原発(東海村)の廃炉を呼びかけました。

 福島原発事故から10年を迎えるにあたり、参加者は「つながろう福島」「原発のない未来へ」などのプラカードを掲げてアピール。

 リレートークで「原発事故を経験してもなお東海第2再稼働の動きがある。10年の節目で再出発の気持ちで原発廃炉を訴えていきたい」と訴え、「東海第2は今すぐ廃炉」などとコールを響かせました。

九電大分支店前でスタンディング行う島田さん(右)ら=11日、大分市

■大分

 大分市の九州電力大分支店前で11日、連日抗議のスタンディングを続ける島田雅美さん(74)が「国、電力会社は再稼働とより危険なプルサーマルに前のめり。10年を経ても悲しみは深く、怒りがこみあげてきます」と訴えました。

 2011年7月からほぼ毎日続けてきたスタンディングは3509日目。「福島事故は終わっていない。原発がある限り、気を緩めることなく立ち続けたい」と話しました。

 賛同する市民らも駆けつけ、「原発いらない」などと書いたプラカードを掲げました。

■兵庫

 東日本大震災・福島原発事故から10年の11日、兵庫県労働組合総連合と原発をなくし自然エネルギーを推進する兵庫の会(原発をなくす会)は神戸市元町大丸前で「イレブンアクション」にとりくみ、原発ゼロを訴えました。

 「原発をなくす会」事務局の速水二郎氏(元関西電力社員)は「あれだけの被害を出して、東京電力は全く罰せられていない」と告発。「福島原発事故はいまだに収束しないうえ、菅政権はぼう大なトリチウム汚染水を海に流そうとしている。関西電力は、原発は40年でやめるという40年ルールをふみにじって。ことしにも若狭湾の老朽原発を動かそうとしている」として、「原発事故を風化させず、原発をなくすために声を上げよう」とよびかけました。

 兵庫労連の岡崎史典事務局次長は、「原発ゼロ基本法の早期成立で福島の真の復興を」と訴えた、ふくしま復興共同センターによる「福島からのメッセージ」を紹介。県保険医協会、原発ゼロの会西宮、新日本婦人の会県本部、兵商連、兵庫労連の代表も訴えました。

■愛媛

 愛媛県の伊方原発をとめる会は11日、「福島を繰り返さない!伊方原発いらない! 3・11愛媛集会&デモ」を松山市で開催し、約150人が参加。「伊方原発3号機の廃炉と再生可能エネルギーへの転換を強く求める」との集会宣言を採択しました。

 須藤昭男事務局長は「私は、3・11を契機に、原発はいいものだと思っていた考えが百八十度転換した」と訴えました。

 県職員労働組合の宇都宮理書記長、愛媛労連の今井正夫議長、原発さよなら四国ネットワークの大野恭子さんが発言。今井氏は「野党は、原発ゼロ基本法案と再生可能エネルギー等推進法案を国会に出したが、与党が審議を拒否している。審議させるために運動、署名を進めていくことが大事だ」と呼びかけました。

■香川

 原発をなくす香川の会と脱原発アクションIN香川、県の原水協と原水禁は11日、JR高松駅前で原発廃炉を求めて集会を開き150人が参加しました。

 県原水協の樫昭二筆頭代表理事、原水禁香川の高田良徳議長、原発をなくす香川の会の林俊夫共同代表、脱原発アクションの溝渕裕子代表がリレートーク。「菅政権は10年を区切りに復興支援を打ち切ろうとしている。許せない」「野党共同提出の原発ゼロの基本法を実現させよう」「金曜行動を毎週しています。市民一人ひとりの声が原発を止めます」などと訴えました。

 参加者は四国電力本店前まで行進し、「すべての原発廃炉」「未来を壊す原発廃炉」とシュプレヒコールしました。

■島根

 中国電力島根原発を抱える松江市の松江駅前で11日夕、「フクシマを忘れない! 原発ゼロに進もう」とのアピールが行われました。金曜日行動実行委員会が呼びかけたもので、25人が参加しました。

 同市で2012年7月末に始まった金曜行動。ほぼ参加する西尾幸子さん(88)は広島の学生だった戦中、原爆で同級生223人が亡くなり、島根原発は自宅の約6キロ先です。西尾さんはリレートークで「核兵器も原発も人間が造ったもの。なくせないはずがない」と指摘し、「政治を動かすのは市民の力です。市民の大きな力で島根原発2号機の再稼働はさせない。頑張り抜こう」と訴えました。

 日本共産党松江市議団が参加しました。

(「しんぶん赤旗」2021年3月14日より転載)