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原発被害 現場検証を・・避難者訴訟 原告が訴え/福島地裁支部 第2回口頭弁論

東京電力福島第1原発事故で避難区域になっている双葉町、楢葉町、広野町、南相馬市の18世帯40人が東京電力に原状回復と完全賠償を求めた福島原発避難者訴訟の第2回口頭弁論が11月27日、福島県いわき市の福島地裁いわき支部(杉浦正樹裁判長)で行われました。

原告側は小川貴永さんと早川千枝子さんが意見陳述。小川さんは、双葉町に生まれ育ち蜂蜜の生産を手がけてきて全滅の被害を負った無念さ、義母が避難先の仮設住宅で亡くなったことなどを陳述して「避難者の置かれている状況を理解し、公正な判断をお願いします」と陳述しました。

早川さんは障害者の施設を運営。原発事故後、障害者とともに避難した苦難を証言しました。90歳になる母も肺炎を発症して亡くなった経緯をのべて「全ての歴史や思い出を汚されて取り戻すことができなくなりました。穏やかな故郷は戻りません。残った人生を、何を喜びにして生きていけばいいのでしょうか。犠牲者は私たちで止められるようにお願いします」と、原状回復と完全賠償の大切さを訴えました。

原告側代理人は、被害立証のうえで現場検証の必要性を陳述しました。
▽2年8ヵ月が過ぎて地域全体の崩壊がすすんでいること
▽除染作業が始まると現場が変化してしまうこと
▽これまでの数々の公害裁判で現場を知ることは不可欠であることが教訓となっていること
▽原発事故の現地に一番近い裁判所として検証する責任があること・・の4点を指摘して実現を求めました。

次回は2月12日に行われます。

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