
原子力発電所に反対する福井県民会議、原発設置反対小浜市民の会など7団体は4月28日、関西電力に対し、新型コロナ感染拡大防止のため、原発の運転停止、再稼働に向けた工事中止を要望しました。石地優・県民会議事務局次長、小浜市民の会の坂上和代日本共産党小浜市議らが、美浜町内の同社原子力事業本部を訪れました。
高浜、おおい、美浜各町に計11基の原発が立地し、うち高浜4号機、大飯3、4号機の3基が運転中です。関電によれば、定期検査や老朽化対策、テロ対策施設、廃炉などの工事で県内外から入っている労働者は高浜約4500人、美浜約3000人、大飯約1800人。大飯3号機が5月8日に定期検査入りし、さらに約1800人増えます。
県内外の往来自粛や「3密」回避とは逆行する事態に、住民からも心配の声が上がっています。
石地氏らは「県外から労働者が集まり、『密接』した状況での工事・作業」になる上から(1)工事中止(2)運転停止(3)地元民宿への補償(4)労働者に休業補償―の4点を求めました。
応対した三木昌彦・地域共生本部広報グループマネジャーは「要望は社で共有したい」と述べるにとどまりました。
(「しんぶん赤旗」2020年4月29日より転載)