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独と日本 原発事故後を考える・・札幌 チェルノブイリ33年 映画上映会

 

米谷氏のあいさつを聞く参加者=25日、札幌市

原発問題全道連絡会と国民大運動北海道実行委員会は4月25日夜、チェルノブイリ原発大事故33周年記念上映会を札幌市で開き、「モルゲン、明日」を観賞しました。

 福島第1原発事故から3カ月後の2022年までに全ての原発を廃炉にすると決めたドイツと事故収束の糸口も見えないまま再稼働が始まっている日本。「モルゲン、明日」は両国の違いはどこからくるのだろうか、ドイツの戦後の軌跡を描いて、市民が世界を変えることができるのだと教えてくれるドキュメンタリー映画です。

 道原発連の米谷道保代表委員が「ドイツが福島原発の事故後ただちに撤退の決断をしました。日本の原発からの撤退の歩みを進めるために学び合いたい」とあいさつしました。

 大学1年の男子生徒(18)は「ドイツと日本は原発への関心の違いがあり、それが市民運動に表れていると思いました」。厚別区の女性(69)は「映画を見て反省することばかり。地球環境を深く考える視点が大事ですね」と語りました。

 日本共産党の、はたやま和也前衆院議員、長屋いずみ札幌新市議が参加しました。

(「しんぶん赤旗」2019年4月28日より転載)