日本共産党嶺南地区委員会 > しんぶん赤旗 > 鹿児島 川内原発再稼働認めるな・・県庁前 知事に要求、県民ら集会/今夜にも再稼働

鹿児島 川内原発再稼働認めるな・・県庁前 知事に要求、県民ら集会/今夜にも再稼働

定期検査後の再稼働を許すなと訴える人々=12月7日、鹿児島県庁前
定期検査後の再稼働を許すなと訴える人々=12月7日、鹿児島県庁前

 鹿児島県の三反園訓(みたぞの・さとし)知事に対し、定期検査で停止中の九州電力川内原発(薩摩川内市)1号機の再稼働を認めないよう求めて、市民グループ「ストップ川内原発!3・11鹿児島実行委員会」12月7日、昨日に引き続き県庁前集会を開き、「脱原発」の公約を守れとの署名1万1687人分を提出しました。

 署名は「とめよう原発!かごしまの会」が呼びかけたもの。全国から寄せられたメッセージも原子力安全対策課に届けました。

 県庁前には約50人が集まり「県議会は県民の声を聞け」「三反園知事は公約を守ってく

ださい」と訴えました。

 7月の県知事選を前に三反園氏と政策合意した平良行雄(たいら・ゆきお)代表は、「知事は再稼働を判断する権限がないと言うが、県民の不安にこたえ九電に再稼働するなと言う姿勢をとるのは当たり前のこと」、「政策合意は私にも守る責任がある。県民が安心して暮らせる鹿児島を一緒につくっていきたい」と語りました。

 再稼働予定の12月8日はゲート前で午前8時から集会を開きます。

10月から定期検査で運転を停止していた九州電力川内原発1号機(鹿児島県薩摩川内

市)について、九電は7日、8日午後9時半ごろに原子炉を起動すると発表しました。翌9日に核分裂反応が連鎖的に続く「臨界」に到達させ、11日に発電を再開するとしています。

 同1号機は昨年8月11日、圧倒的多数の反対世論や周辺住民の声を無視し、原発の新規制基準策定後、全国で初めて再稼働しました。

 営業運転を13ヵ月続けた結果、使用済み燃料プールに移した核燃料が約22トンに上っています。プールの事実上の保管上限値に占める使用済み燃料の割合は68%から71%に上昇。再稼働すれば、プールの余裕は今後さらに乏しくなります。

 使用済み燃料や、その再処理で発生する高レベル放射性廃棄物は、人が近づけば短時間で死亡するほど強い放射線を放ちます。運転を続ける限り増加は止まらないのに、高レベル廃棄物は天然ウランと同程度の放射線量になるまで万年単位の時開がかかる上、処分場所が決まっていません。

 運転再開は、こうした問題を置き去りにしたままです。

(「しんぶん」赤旗2016年12月8日より転載)