「高浜原発このまま廃炉」―。首都圏反原発連合(反原連)は3月18日夜、188回目の首相官邸前抗議を行いました。高浜原発3、4号機の運転停止を命じる大津地裁の仮処分決定にも逆らい、原発再稼働を推進する安倍晋三政権。「次原発事故あったら日本死ぬ!」「民意無視の再稼働反対」などのプラカードを手にした参加者が抗議の声をあげました。
静岡県掛川市から初めて参加した男性(70)は、浜岡原発から20キロ圏内で暮らしています。「もう4年もこの行動が続いていることに感動しています。歴史的なことです」といいます。
東京都杉並区の男性(64)は「安倍首相は、憲法も法律も裁判所の決定まで無視して、自分たちの利益だけ考えて行動している。大津地裁の決定は、私たちのたたかいがかちとったものだ。これからも声を上げ続け、たたかいを前に進めたい」と語りました。
この日、800人(主催者)が参加しました。
日本共産党の赤嶺政賢衆院議員が参加しました。
(「しんぶん赤旗」2016年3月19日より転載)