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日本は世界と逆行・・倉林氏 環境NGOと懇談

(写真)日本の環境NGOと懇談する倉林参院議員(正面)=12月7日、仏パリ(野村説撮影)
(写真)日本の環境NGOと懇談する倉林参院議員(正面)=12月7日、仏パリ(野村説撮影)

 【パリ=野村説】仏パリで開催されている列国議会同盟(IPU)の議員会議に参加している日本共産党の倉林明子参院議員が7日、気候変動枠組み条約第21回締約国会議(COP21)の会場を訪れ、日本の環境NGOスタッフと懇談しました。参加したのは、地球環境市民会議(CASA)の早川光俊専務理事と土田道代国際交渉担当、気候ネットワークの浅岡美恵理事長と平田仁子理事、伊与田昌慶研究員。

 早川氏が、条約作業部会の合意文書案と、7日から始まった閣僚級会合の争点を解説し、日本政府の姿勢について意見を交わしました。

 倉林氏はIPU議員会議で、経済協力開発機構(OECD)のグリア事務総長が「言ってることと、やってることがちがう国がある」と日本のエネルギー政策を暗に批判したことを紹介。「世界でこれだけ機運が高まっているのに日本の認識は極端に遅れている」と述べました。

 平田氏は、国内外で石炭発電を推進する日本の姿勢は「世界から失笑を買っている」と強調しました。

(「しんぶん赤旗」2015年12月9日より転載)