中村時広愛媛県知事の伊方原発再稼働同意に対し、伊方原発をとめる会は10月26日夕、愛媛県庁前で抗議しました。約90人が参加し、草薙順一事務局長は「あくまでも抵抗を続け、伊方原発の再稼働をやめさせようとの決意を誓い合おう」と呼びかけました。
日本共産党、社民党、ネットワーク市民の窓の県議や松山市議、団体、労働組合の代表らが次々とリレートークしました。
草薙氏は「今日は中村知事が県民を侮辱した日だ。原発再稼働はうそで固められている。まったくの虚偽であり、拝金主義だ。住民を捨ててしまう棄民主義だ」と満身の怒りを表明。原子力規制委員会が原発事故時の避難計画を再稼働の審査対象にしていない問題を挙げ、「IAEA(国際原子力機関)の基準に照らしてもでたらめだ。もし、審査の対象にすれば日本の原発は一つも再稼働できない」と批判しました。
(「しんぶん赤旗」2015年10月28日より転載)