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もんじゅ 分類ミス1387件・・安全重要度 原子力機構が報告書

 日本原子力研究開発機構は1021日、高速増殖炉「もんじゅ」(福井県敦賀市)で点検間隔などにかかわる機器の安全重要度分類について1387件の誤りが見つかったとする報告書を原子力規制委員会に提出しました。

 このため、同機構は多くの機器で点検頻度や内容を見直す必要があると説明しています。特に、これまで定期的な点検が必要ないとされていた83機器で、新たに定期点検が必要だと判断されました。この中には安全上の重要性が最も高いクラス1に分類された15機器が含まれます。同機構は、19機器で点検を実施しましたが、64機器が現在も末点検。うち8機器がクラス1です。同機構は来年2月末までにこれらの機器の点検を実施するとしています。

 報告書によると、502機器が新たにクラス1に、クラス3以下からクラス2に変更になったのは360機器です。原因は、転記の間違いや分類のための指針の解釈が適切でなかったり、統一が図られていなかったとしています。

 同機構は、規制委の指摘を受け安全重要度分類の見直しを実施し、5月に誤りに気づいたといいます。8月末、規制委に誤りは3000件以上と報告しましたが、その後集計の誤りがあったとして誤り数は不明としました。規制委は9月の定期保安検査の中で誤りの件数などについて確認できなかったことから、経緯などを含め同機構に報告を命じていました。

 もんじゅは、多数の機器の点検漏れなどから規制委から事実上の運転停止命令を出されています。

 

伊方再稼働 町長が容認・・愛媛

 四国電力伊方原発3号機(愛媛県伊方町)について、同町の山下和彦町長は1022日、県庁で中村時広知事と会い、再稼働を容認する考えを伝えました。町議会と県議会は再稼働に同意しており、中村知事も近く判断を示す見通し。

(「しんぶん赤旗」20151023日より転載)