8月10日にも川内(せんだい)原発(鹿児島県薩摩川内市)の再稼働が狙われるなか、首都圏反原発連合(反原連)は7月31日、毎週金曜日の首相官邸前抗議行動を行いました。「川内原発を動かすな」などのプラカードを手にした3800人(主催者発表)の参加者は、「原発やめろ」「安倍(首相)もやめろ」などとコールしました。
神奈川県座間市の男性(66)は「川内原発の再稼働が差し迫っているので、久しぶりに来ました。ここではっきり『ノー』の声を政府に突きつけ、再稼働を止めたい」といいます。
東京都世田谷区の女性(66)は「川内原発の再稼働など言語道断です。東京電力福島第1原発事故のような事故が起きたらどうするのか。無責任すぎます」。
東京都大田区の女性(61)は「声を出して止めなくてはと思って来ました。川内原発を再稼働するなんて民意無視もはなはだしい」と憤ります。
日本に住んで23年というドイツ人のクラウス・シルヒトマンさんは「ドイツは福島原発事故を教訓に脱原発を決めました。日本も原発はきっぱりやめるべきです」と語りました。
日本共産党から笠井亮、藤野保史の両衆院議員、吉良よし子参院議員が参加し、スピーチしました。
(「しんぶん赤旗」2015年8月1日より転載)