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翌日、102歳は自殺した・・遺族3人 東電提訴/福岡地裁

 福島県飯舘村で2011年4月、102歳の男性が自殺したのは東京電力福島第1原発事故で避難を余儀なくされたことが原因だとして、遺族3人が7月29日、東電を相手に慰謝料など約6000万円を求める訴訟を福島地裁に起こしました。

 提訴したのは、死亡した大久保文雄さんの息子(故人)の妻美江子さん(62)と孫2人。

 訴状によると、大久保さんは11年4月11日、飯舘村に避難指示が出ることをニュースで知り、「おらは避難したくねえな。ちいと長生きし過ぎたな」と家族に漏らしました。翌12日未明、自室で首をつって自殺。遺書はなく、避難生活が目前に迫ったことを苦にしたとみられます。

 遺族側は、東電の責任について「原発事故を起こせば避難者がストレスを受け、精神的破綻に陥って自殺する人が出ることは予想できた」と主張しています。

 提訴後に記者会見した美江子さんは「何で亡くならなければならなかったのか。命の尊さを東電に分かってほしい」と訴えました。

(「しんぶん赤旗」2015年7月30日より転載)

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