東京電力は3月11日、福島第1原発6号機の原子炉建屋地下2階の床面で水たまりを見つけたと発表しました。
東電によると、同日正午すぎに漏えい検知器が動作したため、現場を確認したところ、2ヵ所で水たまりが見つかりました。
このエリアでは、残留熱除去系での水漏れが2月24日に発見されています。今回、その点検の準備作業として配管内の水抜きを行っていました。東電は、仮設ポンプで水を送っていたホースの先端が、一時貯水槽から外れたために漏れたとみています。
漏れた量は約330リットルと推定。水に含まれる放射性物質は、コバルト60か1リットル当たり2万4000ベクレル、マンガン54が同670ベクレルでした。