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「原発ノー」福島から発信 ・・県民大集会に6500人

(写真)「原発のない福島を!」と開かれた県民大集会=3月14日、福島市・あづま総合体育館
(写真)「原発のない福島を!」と開かれた県民大集会=3月14日、福島市・あづま総合体育館

 東日本大震災・原発事故の翌年開催し、今回で4回目の「原発のない福島を! 県民大集会」が3月14日、福島市で開かれ、約6500人が参加しました。

 幅広い団体の実行委員会には、ふくしま復興共同センター(事務局は福島県労連)も参加。後援団体には昨年から名を連ねた双葉郡8町村のほか5市町村が加わりました。

 集会は川俣町の山木屋太鼓、グループ「はっぴーあいらんど」のダンスで開幕。角田政志実行委員長が「共通した願いで手をつなぎ、この集会から全国に原発反対を伝えよう」と述べ、作家の落合恵子さんが連帯あいさつしました。

 この後、参加者が「福島の漁業にも未来にも原発はいらない。国、東電は失った信頼を再構築してほしい」(漁協幹部)などとリレートーク。2人の女子高校生が「原発も核兵器もない平和な世界ができるよう訴え続けたい」「原発は一度事故が起これば取り返しがつかない。命を守るために声を上げ続ける」などと訴えたときには満場の大きな拍手で包まれました。

 発言に聞き入っていた女性は(52)=福島市=は「原発事故がまだ収束していないのに賠償を打ち切ろうとしたり、県民を分断する動きがある。福島県の現状をもっと県内外に発信していくことが大事だ。私もできることをしたい」と話しました。

(しんぶん赤旗2015年3月15日付けより転載)

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