「今年こそ原発ゼロにふみだす年にしよう」と、反原発西武線沿線連合(反西連)は1月4日、東京都内で第3回高田馬場ニューイヤーデモを行いました。
反西連は、東京から埼玉を走る私鉄・西武線沿いに地域で原発をなくそうと活動する会や個人がつながりあっています。原発再稼働も輸出も反対、原発情報を隠す秘密保護法も反対を掲げ、450人がデモ行進しました。
商店街に張られたポスターを見て参加した早稲田大学4年の女子学生(22)は「原発は、地方や請負労働者など立場の弱いところにリスクをしわ寄せしていて、許せない」と話します。イラストレーターの伊丹濯さん(27)=千葉県船橋市=は「今年は、安倍政権が原発再稼働を狙っており、大変な年になるので、新年から気合を入れようと参加しました」と語りました。
沿道や住宅から、手を振る人たちが目立ちました。自転車を止め、こぶしをあげていた男性(40)は「自民党は、総選挙で原発問題をほとんど語らなかったのに、再稼働を強行するのは許せません。デモに参加する時間がないので、せめて、エールを送りたい」と話していました。
日本共産党の吉良よし子参院議員が参加しました。
(「しんぶん赤旗」2015年1月5日より転載)