日本共産党の衆院福井1区の、かねもと幸枝候補の街頭演説のうち、原発再稼働ストップ、「原発ゼロ」についての訴えを紹介します。
私は、原発のない福井をめざして頑張ります。
福島の現実をみれば、誰だって原発が事故を起こしたら取り返しのつかないことになってしまう、そのことに気づきます。ですから、首相官邸前はもちろん、県庁前で毎日、毎週、毎月、みんなが原発は止めよう、再稼働はやめさせよう、「原発ゼロ」の社会にしていこうと声を上げ続けているんです。
原発は動いていなくても、1年2カ月、夏も冬も乗り越えました。電力は足りています。あとは政治の決断です。
福井県では、大事故を起こした高速増殖炉「もんじゅ」に、毎日毎日6000万円ものお金が注ぎ込まれています。
関西電力の原発にしても、日本原電の原発にしても老朽化しているので、廃炉は時間の問題ではないでしょうか。原発はもうやめると決断して、廃炉にかかっていく。廃炉作業でも何十年と仕事が続きます。
さらに太陽光発電設備、小水力発電のポンプなど中小企業でつくれるわけですから、原発立地県・福井に対しても、産業転換するときに国の援助はもちろんしてもらえばいいと思います。
再生可能エネルギーの先進地に福井県を生まれ変わらせる、そうやって若い人が希望のもてる職場、仕事を増やしていきたい。ぜひ日本共産党へのご支持をお願いします。
電力会社から1円も献金を受けないのが日本共産党です。電力で働く労働者からも「再稼働を止めてほしい」「原発をなくしてほしい」の声が上がっています。国民のみなさんの大多数の声を代表して日本共産党は頑張ります。
(「しんぶん赤旗」2014年12月10日より転載)