早朝から高浜原発視察、党議員とともに訴え
日本共産党の藤野やすふみ衆院北陸信越ブロック比例候補は、十八日の安倍首相の衆院解散表明を受け、十九日での富山県の活動を終え、嶺南地区に駆けつけました。二十日の早朝8時には、うの邦弘2区選挙区候補と渡辺孝高浜町議、猿橋巧おおい町議らとともに再稼働が狙われている高浜原発を視察した後、高浜、おおい、小浜、若狭、美浜、敦賀で、宮崎治宇蔵小浜市議、北原武道若狭町議、河本猛美浜町議、山本貴美子敦賀市らとともに「日本一の原発集中地域だからこそ、原発に頼らない地域経済の道をご一緒に!そのためにも、北陸信越ブロックで党の議席を!」と訴えました。
安倍政権打倒の 絶好のチャンス
各所の街頭演説で藤野やすふみ候補は、「衆院解散は安倍政権が国民世論に追い込まれた結果であり、打倒する絶好のチャンスだと指摘。消費税増税をきっぱり中止させ、大企業や大金持ちを優遇する国民いじめのアベノミクスをやめさせ、大企業の内部留保を社会に還元し、国民の懐を温かくして景気を回復する道に切り替えましょう」と呼びかけました。
原発に頼らない地域経済の道をご一緒に・・藤野比例候補を国会へ
藤野候補は、エネルギーの地産地消を進めるドイツの例を紹介して「政治が後押しすれば、自然エネルギーヘの転換で地域に仕事と雇用をつくれる」と強調し、原発ゼロでも地域循環型経済の発展で雇用を補えるとする専門家の試算も紹介しました。そして、定数11の北陸信越比例ブロックに原発ゼロの議席が一つもない現状を説明し、「原発ゼロへ、なんとしても国会に送ってください」と訴えました。
うの邦弘2区選挙区候補は、消費税増税、集団的自衛権行使容認、原発再稼働などの安倍政権の暴走と道理のなさを指摘し、「総選挙での日本共産党の躍進で、日本の政治を一緒に変えましょう」と呼びかけました。 両候補に手を振って応えた高浜町の女性(71)は「原発がなくても、要は仕事をつくれればいい」と話しました。演説に拍手した小浜市の男性(77)は「頑張って。消費税を上げられ、年金下げ
られたら、かなわん」と期待を寄せました。
(2014年11月22日 山本雅彦)