生業(なりわい)を返せ、地域を返せ!福島原発訴訟の第9回口頭弁論が11月18日、福島地方裁判所(潮見直之裁判長)で開かれました。
原告が要求していた5人の専門家の証人尋問が決まりました。全国各地で同様の裁判が行われている中で証拠調べは始めてです。
次回1月20日に尋問を開始します。専門家は、放射性物質による汚染把握について沢野伸浩(さわの・のぶひろ)氏、東電福島第1原発事故による被害の社会学的把握について成元哲(ソン・ウォンチヨル)氏、原子炉の規制について舘野淳(たての・じゅん)氏が出廷します。
地震・津波の知見についての都司嘉宣(つじ・よしのぶ)氏と放射線被ばくによる恐怖感・不安感の把握についての中谷内一也(なかやつ・かずや)氏についての尋問日程は留保しました。
(「しんぶん赤旗」2014年11月19日より転載)