関西電力高浜原発3、4号機(福井県)について、再稼働の前提となる原子力規制委員会の審査が11月18日開かれ、関電が提出した補正申請書の不備が指摘されました。再補正が必要となりますが、関電はこれまでの説明内容に変更はないとしています。
規制委側は審査会合で、重大事故対策などの補正書で10項目にわたり、不記載や本文と添付書類の不整合があると説明。規制委事務局の原子力規制庁の担当者は「(補正書に)深みが足りないのではないか」と指摘しました。
規制委は九州電力川内原発1、2号機(鹿児島県)に次いで高浜原発3、4号機の審査書作成を進めています。
(「しんぶん赤旗」2014年11月19日より転載)