反原連、全国連絡会、「1000万人アクション」・・ノーニュークスデイ
首都圏反原発連合(反原連)、原発をなくす全国連絡会、「さようなら原発1000万人アクション」は6月28日、九州電力川内(せんだい)原発の再稼働に反対する「NO NUKES DAY(ノーニュークスデイ)緊急! さようなら原発 首都大行進」を行います。3団体が統一して行う「ノーニュークスデイ」は、2013年6月、10月、今年3月に続いて4回目です。
「首都大行進」は、「原発ゼロ」の川内原発を皮切りに全国の原発の再稼働を進めようとする安倍内閣に対し、東京で「川内原発を再稼働させるな」の意思を示し、声を上げる行動です。
第1部は、午後1時から、明治公園で大集会を開きます。福島や川内原発の地元からの報告、著名人らのスピーチを行います。関西電力大飯原発の運転差し止めを求めた福井地裁判決についても交流します。
第2部は、2時30分からの「大行進」です。明治公園をスタートし、青山通り、原宿を歩きながら、原発再稼働反対の声を響かせます。
脱原発世界会議、経産省前テントひろば、再稼働阻止全国ネットワークが協力します。
呼びかけ文
「NO NUKESDAY 緊急! さようなら原発 首都大行進」の呼びかけ(要旨)を紹介します。
自民党安倍政権は、大きな「脱原発の世論」を無視し、民主党政権の打ち出した「原発ゼロ」を撤回、エネルギー基本計画に原発再稼働を明記しました。3・11の福島原発事故から学ばずそれ以前の政策に戻し、そして事故被害者を置き去りにしようとしています。
今、稼働中の原発はゼロで電気は足りているにもかかわらず、避難計画も末整備なままに各地の原発の再稼働が画策され、鹿児島県の川内原発が優先的に再稼働されようとしています。噴火や火砕流の危険性も高い川内原発は、絶対に稼働するべきではありません。川内原発の再稼働を阻止することは、今後もくろまれている再稼働ラッシユ阻止の最重要焦点です。
先日「大飯原発3、4号機差止訴訟」では原告団が勝つという、画期的な司法判断がありました。この勝訴は多くの人々の脱原発運動の実り、結晶です。
首都東京で「川内原発を再稼働させるな!」の意思を可視化かし、声を轟(とどろ)かせましょう。
(「しんぶん赤旗」2014年6月7日より転載)