地村さんがボランティア民家の泥出し
北朝鮮による拉致被害者で福井県小浜市の地村保志さん(四九)は二十八日、集中豪雨で大きな被害を出した同県鯖江市河和田町を訪れ、床上浸水した民家の汚泥をかき出すボランティア活動に汗を流しました。
地村さんは、非常勤職員として勤務する小浜市の同僚職員や、鯖江」局校の生徒らの地元ボランティアら二十数人とともに、民家の床下にたまった泥と格闘。同日午後には、母校の若狭高校が出場した高校野球県予選の決勝があり、地村さんらは音量を上げたラジオ中継を聞きながら黙々と作業に取り組みました。
小浜市によると、ポランティアは「県内の方にお世話になったo是非参加したい」と本人から強い希望があったといいます。
民家の住人の男性(七三は「地村さんは以前大工をされていたせいか、パールで床のくぎを抜くのがとても上手だった。泥だらけになって助けていただいて本当にありがたい」と感謝していました。