母の日の5月11日、東京都武蔵野市で全原発の廃炉などを求める「パパママぼくの脱原発ウオークin武蔵野★三鷹」が行われました。約400人(主催者発表)が参加。子どもを連れた母親らが黄色いカーネーションや風船を手に、ドラムのリズムにあわせ「安倍晋三さん聞こえてますか」「原発いらない」などとコールしながら武蔵野市内を歩きました。沿道から手を振って応える人、飛び入り参加する人もいました。
「放射能から子どもを守りたいパパ・ママの会」がよびかけたもので、今回で7回目。井の頭(いのかしら)公園でおこなわれた集会で、主催者を代表してあいさつした紫野明日香さんは、「母親たちは子どもたちを守るために原発ゼロを願っています。その願いに反して、原発の再稼働・輸出をすすめている安倍首相に、黄色いカーネーションの花言葉『私たちはあなたを軽蔑している』という強いメッセージを送りましょう」と訴えました。
東京都府中市から8歳の娘を連れて参加した女性(36)は「原発はやめてほしい、というのが国民の声です。安倍首相は許せない。6月1日の『川内(せんだい)原発再稼働やめろ官邸・国会前★大抗議』にも参加して、声を上げ続けたい」と語りました。
(「しんぶん赤旗」2014年5月12日より転載)