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敦賀原発、活断層の可能性 来週にも評価書に・・規制委

日本原子力発電敦賀原発(福井県敦賀市)の敷地内の破砕帯(断層)に関する原子力規制委員会の専門家会合が5月15日にも、活断層の可能性が高いとする評価書を取りまとめる見通しです。

規制委の田中俊一委員長は8日の会見で、評価書が規制委に提出された場合、「受け取った後、どうするかはいろいろな視点を踏まえて判断しなくてはいけない。(7月の新規制基準施行後)実際の申請、審査でどう扱うか、もう少し検討する必要がある」と発言しました。

田中氏はまた、評価書を出し直すことを指示する可能性を問われ、「ありうると思います」と述べました。一方で、活断層の可能性が高いと判断されれば、再稼働の妥当性を評価するための審査に入れないと語りました。

専門家会合はすでに、2号機直下を走る破砕帯について「活断層の可能性が高い」とする評価書案をまとめ、調査した専門家以外の専門家の意見を聞く会合でも評価書案に異論は出ませんでした。その後、「活断層ではない」とする日本原電から聞き取りする会合も行いました。

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