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どれだけ命を落としたか 「原発事故死者いない」発言を批判・・福島の共産党県議団

福島の共産党県議団・・自民・高市氏に

日本共産党福島県議団(5人)の神山悦子、長谷部淳、宮本しづえの3県議は6月19日、東京都世田谷区の里吉ゆみ候補の応援に入り、自民党の高市早苗政調会長の「福島原発事故での死者はいない」という暴言を厳しく批判しました。
神山県議団長は「高市発言は、15万人の避難者を冒とくするもので、県民のなかに怒りが広がっている」と指摘しました。

抗議文送る

自民党の高市早苗政調会長の「福島原発事故で死者はいない」という暴言に対し、日本共産党福島県議団(神山悦子団長)は18日、同党本部と高市事務所に抗議文を送付しました。

同県議団は、過酷な避難の過程で高齢者や障害者らが命を落とし、農家・酪農家、避難者が自殺したことなどに言及。福島県の災害関連死者数は認定されただけでも1400人を超え、被災3県の関連死全体の約半数を占めるなど、原発事故の影響は明らかだとしています。

さらに、原発事故は今も県民に深刻な苦痛と被害を与え続けていると指摘。高市氏の発言は政権党の政調会長として「不見識極まりない」と批判し、発言の撤回と県民への謝罪を求めています。

また、ふくしま復興共同センター(斎藤富春代表委員)は19日、「福島原発事故の実態を踏まえない、福島県民の心情を逆なでするもの」との抗議文を自民党本部と高市政調会長あてに送りました。

自民県連も

自民党福島県連の平出孝朗幹事長は19日、党本部で大島理森東日本大震災復興加速化本部長に会い、「原発事故で死亡者が出ている状況ではない」との高市早苗政調会長の発言に抗議する文書を提出しました。県民への謝罪を求めています。

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